この記事では、
「ポケットWi-Fiの速度が遅くなる原因とその解決方法」をまとめています!
ポケットWi-Fiは「無線」の電波でネットをするため、
どうしても「速度の変動」を避けることができません。
時には「なんでこんな時に速度が遅くなっちゃうの?」
という場合もあると思います。
そこで速度が遅くなった原因が分かれば、
その対策方法もわかります。
「速度が遅くなったけど、どうしたらいいの?」
と悩んでいるあなたは必見です!
Contents
速度が遅くなる原因①「通信量の使いすぎで"速度制限"が始まっていた」
まずよくあるのが、
「データ通信量の使いすぎ」ですね。
WiMAX2+は、「3日で10GB」使うと、速度が「1Mbps」に、
ワイモバイル「Pocket Wi-Fi」は、
「7GB使った時点」で「128Kbps」に速度制限が行われます。
データ通信を一気に多く使いすぎると、
通信環境が不安定になるため、
提供会社側で「制限」をあらかじめ設定しています。
なのでWiMAXでもワイモバイルでも、
「今自分のポケットWi-Fiはどれだけ通信量を使っているか?」
を把握しておくことが大切です!
解決方法は「1日だけ待つ」か「データ通信量を購入する」
WiMAXは「1日だけ待つ」
WiMAX2+の場合は、速度制限が「1Mbps」になりますが、
実は「1Mbps」というのは、
YouTubeの「標準画質」(360Pか480P)を
普通に見ることができる速度なんです。
↓の通り、本家の「UQ WiMAX」が正式に表明しています。
そして、WiMAX2+が速度制限を行うのは、
「1日間の中の"8時間"だけ」です。
厳密に「8時間」がどれだけなのかは、
↓でチェック!
つまり厳密には、
「3日で10GBを超えた
"翌日18時から翌々日2時まで"の8時間のみ」
なのです。まるまる24時間速度が遅くなるわけではないのです。
これが終了すれば、速度制限が始まった翌日の2時に
「3日合計で10GB」の計算がリセットされて、
「3日合計で10GBに達していない」
→「速度制限の対象じゃない」状態になるので、
高速通信が復活するわけです!
なので、もし万が一速度制限に引っかかってしまったら、
潔く「1日だけ」動画とかを見ずに待ちましょう!
それだけで明日には、いつもの速度に戻ります。
速度制限中でも「YouTubeの標準画質レベル」は
見ることができるわけですから、
いつものネットサーフィンなどには何も支障はないわけです。
速度制限で困るのは、実は
「高画質で動画を見ること」ぐらいなのです。
YouTubeの標準画質は問題なく見えるのですから。
スマホやパソコンでページを見るくらいのことでは、
全く支障がありません!
古いデータに惑わされないようにしましょう!
WiMAX2+のデータ通信量を専用アプリで常にチェックして速度制限を回避!
突然速度制限にかかってしまって困るよりも、
「事前に速度制限を回避」できるようにしておけば、
全く困ることはないはずです。
そのためには「現在のデータ通信量」を
常にチェックできるようにしておけば、解決できます!
NEC製のルーターである「WX05」には、
専用アプリ「NEC WiMAX2+Tool」があります。
これをインストールしておくだけで、
現在のデータ通信量がこのようにひと目で分かるので、
「今3日で9GB使っちゃてるから、動画を見るのは辞めておこう」
と対策を立てる事ができるので、
速度制限を事前に回避しつつ、
ネットも楽しむことができる、というわけです!
最近のWiMAX2+のルーターには
必ず専用アプリがありますから、
WiMAXなら、安心して使い放題でネットを使えますね!
ちなみにワイモバイルの「Pocket Wi-Fi」には、
そういった専用アプリがありませんので、
データ通信量を気軽にチェックできませんので気をつけてくださいね。
ワイモバイルは「データ通信量を購入する」
ワイモバイルの「Pocket Wi-Fi」の場合は、
手軽に現在のデータ通信量をチェックできない
(My Y!mobileにアクセスする必要あり)
ので、
「突然速度制限になった」となる可能性が
WiMAXよりも大きくなります。
ワイモバイルが用意しているのは、
「データ通信量を購入する」という方法です。
「My Y!mobile」で500MBを500円で購入すると、
買った分だけ高速通信を復活させる事ができます。
ただ、非常にコスパが悪いので、
「あくまでも非常用」と考えるのが良いですね。
日常的に「データ通信量の購入」をやってしまうと、
いくらお金があっても足りません!
なので、あくまで「その場しのぎ」です。
またワイモバイルの「Pocket WiFi」は、
月に7GB使ってしまうと、その月の間は
「128Kbps」に制限されたままなので、
データ通信量を購入しない限りは、
翌月にならなければ、速度制限は解除されません。
なので、ちゃんとワイモバイルの特徴をわかっていないと、
初めてポケットWi-Fiを使おうと思っている人にとっては、
ちょっと使いづらい所があります。
できれば私は「WiMAX2+」で
ポケットWi-Fiを始めて欲しいですね!
速度が遅くなる原因②「無線LANの電波の基地局がものすごく混んでいる」
これは主に外出中に起こる速度低下の原因です。
外に出かけると、会社や店舗のWi-Fiや、
個人が持ち歩いてるポケットWi-Fiなど、
本当に多くの人や会社が無線LANを使っています。
また電波である以上、同時に1つの基地局の
電波を使える人数には限りがあります。
なので、場所や時間、タイミングにとっては、
一斉に同じ無線LANの基地局に利用者が殺到するので、
どうしても速度が遅くなってしまうのです。
解決方法は「無線LANの電波のチャンネルを変更する」
これを"すぐに"解決する方法は1つです。
「無線LANの電波のチャンネルを、
空いているチャンネルに変更する」です!
これがWiMAX2+のルーターだと簡単にできます!
NEC製の「WX05」というルーターなら、
「Wi-Fiビジュアライザー」という機能が搭載されていて、
このように、現在の無線LANの電波の混み具合が
ひと目でわかるようになっています!
それだけでなく、
「ここのチャンネルが空いてますよ!」
と液晶表示で教えてくれるので、
どこのチャンネルに変えればいいかもすぐわかります。
あとは、数タップで空いているチャンネルに変更すれば、
利用者の少ないチャンネルに接続し直すので、
本来のWiMAX2+の速度に戻る!
という流れですね。
速度が遅くなる原因③「無線LANの電波が十分に届いていない」
これも意外と多い原因です。
特に「室内」「家の中」でポケットWi-Fiを使っている人が
陥りやすい原因です。
WiMAXの電波の特性上、
家の中などの室内はどうしても外よりも
電波の強さが弱くなってしまうので、
電波が安定せず、速度が遅くなってしまうというわけです。
解決方法は「Try WiMAX」を利用して使いたい場所の電波状態を事前にチェックしてから契約
これを解決できる方法は、
「契約前に事前に"電波状況・エリアをチェックしておく"」です。
WiMAXでは「Try WiMAX」という14日間の間、
実際にポケットWi-Fiルーターを貸し出してもらって、
自分が使いたい場所でのWiMAX2+の電波状況を
チェックできる!というものです。
事前に実際のルーターで、
「電波は届いているか?」
「電波は安定しているか?」
「速度はどんな感じか?」
がわかっていれば、何の不安もないわけです。
WiMAXを契約する時には、
必ずこの3点はクリアーにした上で
契約するようにしましょう!
そして無事電波や速度も大丈夫だ!となれば、
いざ契約です!
また、ポケットWi-Fiルーターを窓際など
電波の届きやすい所に移動する事も
すぐにできる解決方法の一つですので、
是非試してみて下さい!