ポケットWi-Fiは、気軽に「実質使い放題」が実現できる
便利なアイテムですが、
どうしても避けることができないのが
「通信制限」です。
通信制限になってしまうと、
速度が極端に遅くなるので、
動画を見るどころか、
プランによってはページを見るのも
困るほど遅くなる場合があります。
それを避けるにはまず、
「通信量を細かくチェックすることです!」
何も考えずに動画を見まくって、
通信制限がかかってしまってからでは遅いです!
事前に通信量の確認の仕方がわかっておくと、
後であわてる事がありません。
この記事では、各ポケットWi-Fi会社の
「通信量のチェック方法」を解説しています!
Contents
WiMAX2+で通信量を確認する方法
まずいちばん手軽なのが、
「ポケットWi-Fiルーターの液晶画面を
毎日チェックする習慣をつける」ことです。
これがこの記事を書いている時の、
私が使っている実際のNEC製「WX05」の
通信量の確認画面です。
時刻の下が「本日までの3日間の通信量」を表示しています。
この画像の時点では「3日間で3.5GB」の消費となっています。
YouTube動画を毎日何かしら見ているので、
多めに消費しているといった感じでしょうか。
まずはここを見ておけば、
「今日はまだ大丈夫だな」
「もう10GBに近づいているから今日は動画は見ないでおこう」
という風に速度制限をうまく回避することができます。
さらに詳しく通信量をチェックするには?
さらに詳しく通信量のチェックをするには、
「WX05」なら簡単にチェックできます!
液晶画面の「情報」→「データ通信量」
または「クイックメニュー」→「通信量表示」とたどると、
こんな画面で
「前日までの3日間」
「本日までの3日間」
「今月」
の通信量が表示されます。
この画面の場合はどちらの制限も超えていないので、
速度制限には引っかからないということになります。
「前日までの3日間」をチェックして
10GBを超えていた場合は、
「今日は速度制限になってしまうな」
→「動画を見るのは控えておこう」
と判断できますし、
「本日までの3日間」をチェックしておけば、
「今日これ以上動画を見ると10GB超えそうだな」
→「もうこれ以上動画は見ないでおこう」
という風に気をつけることができるので、
速度制限の回避が可能になります。
各ルーターの専用アプリでも通信量チェックができる!
また液晶画面でのチェックだと、
当たり前ですが、目の前にルーターがないと
チェックできませんが、
WiMAX2+のルーターなら、
NEC製にもファーウェイ製にも
「専用アプリ」がありますので、
これをあなたのスマホにインストールしておけば
手元ですぐに通信量チェックができます!
NEC製「WX05」の場合は
Androidアプリなら、「NEC WiMAX2+ Tool For Android」
iPhoneアプリなら「NEC WiMAX2+ Tool」というアプリです。
通信量チェックだけでなく、
2,4GHz⇔5GHzの変更など、
ルーターのほとんどの設定が
アプリでもできるようになります。
ここではAndroidアプリ版を例にして、
設定方法を解説!
「Playアプリ」で「WiMAX2」と入力すると、
自動的に「NEC WiMAX Tool for Android」が
出てくるので、
タップしてインストール。
権限を求められるので、そのまま「許可」をタップ。
これだけです!
実はアプリ側でも全くといっていいほど
設定するべきことはありません!
ほぼインストールして起動しただけで、
マメに通信量チェックが可能になります!
メイン画面はこんな感じです。
「電波の強さ」「現在の周波数と接続台数」
「ルーターの残り電池パーセント」など
1画面で必要な情報はほぼ抑えておくことができます!
2.4GHz⇔5GHzの変更や
「ハイスピードエリア⇔ハイスピードエリア+」の変更も、
タップするだけで可能!
「情報表示ボタン」をタップすれば、
のように通信量がひと目で詳しくわかります!
これはインストールしておくと、
後々便利ですよ!
Pocket WiFi(ワイモバイル)の通信量のチェックの仕方
ワイモバイルの場合は、残念ながら専用アプリというものがなく、
通信量チェックは全て「My Y!mobile」にアクセスして
チェックすることになります。
ソフトバンクを契約していて「My SoftBank」で
毎月の料金をチェックしている人は、
外観が似ているので、操作しやすいと思います。
ただし、ログインしてリンクたどって…という手間が増えるので、
これだと果たして毎日マメにチェックするでしょうか…
といった感じですよね。
通信量チェックという面でも、
明らかにWiMAX2+のほうが使い勝手に優れている、
という結果がわかりますね。
データ通信量の購入はあまりオススメできません!
もし万が一それでも通信量が3日で10GBを超えてしまった場合に、
救済措置があります。
それは「データ通信量を買う」ことです。
例えばワイモバイルの「Pocket WiFi」の場合は、
という風に通信量を有料でプラスすることで、
一時的に速度制限を回避することができます。
ただし、通信量の購入は、
500MBで500円のように、
普段が実質4500円ほど(割引無の場合)で
使い放題であることを考えると、
「相当割高」です。
しかも500MBとかって、
2時間YouTubeの動画を「標準画質」で見ると、
すぐ消費してしまう通信量なんですね。
この通信量通りなら、
YouTube標準画質(360P)で、
5分間で17.5MB×12=1時間で210MBなので、
2時間見るだけで420MB消費してしまうので、
残り90MBしか無い状態に。
動画見ただけでもういっぱいいっぱいに
なってしまうのですから
どう考えても足りませんよね。
せっかくデータ通信量を買ったはずなのに、
たった2時間動画を見ただけで、はい終わり!
ではちょっと困りますよね…
毎日通信量をチェックして、
速度制限を最初から避けていれば、
こんな面倒くさいことにはならないので、
やはり「通信量を買う」というのは、
あくまでも緊急時のみにして、
通常は通信量の購入は、
余計な出費となりますから、
「通信量チェック」でうまく避けていきましょう!
データ通信量の購入すら「できません」ので、
速度制限を回避したいと思うなら、
必ず通信量チェックは行ってくださいね!
通信量チェックは必ず実践してうまく速度制限を回避しよう!
WiMAX2+の速度制限は、
回線の状態を良好に保っておくために、
必ずやっておかなくてはならないものです。
他に過剰にデータを使う人がいると、
回線が不安定になって、
他の大多数のユーザーに悪影響になるので、
回線の品質を保つために必ず必要な措置です。
しかし速度制限にかかってしまうと、
不便な事は間違いないです。
であれば「最初からうまく避ける」事が大事です。
速度制限をくらった後で、
「あーだこうだ」と文句を言うくらいなら、
最初から通信量をチェックしておけば、
面倒くさいことにはなりません!
毎日動画を見まくっていつのまにか通信制限になってしまう、
という習慣から卒業して、
「事前に通信制限になることを防ぐ」
「毎日現在の通信量をチェックする」
という習慣に
変えていきましょう!
この習慣を身につけるのはとても簡単です!
ポケットWi-Fiルーターの画面を見るだけでも
十分にチェックできますからね!